白い紙に向かって意味もなくなにげに描いていたら足あとになっていました。
その足あとをいくつも、いくつも描いてみました。
整った足あと、楽しい足あと、どう歩いた⁉️といった乱れた足あとetc。
いろんな足あとができあがりました。
指紋、遺伝子同様、ひと一人として全く同じ足あとの人はいないんですよね。きっと。
ガニ股の人もいれば内股の人も、モデルのように一直線に歩く人もいるでしょう。
その中には、全く前にも後ろにも進まない人もいるかもしれません。
ふと、足あとって人生みたいだ、なんて考えてしまいました。そして【キャリア】の文字が頭をかすめました。
ちなみに、キャリアって何のことかご存知ですか?
今でこそ、学生のキャリア教育というものが世間的に認知されてきましたが、キャリア官僚、キャリア組、などエリートさんを表す単語として多くの人が認識していると思います。
キャリアという語源は元々ラテン語の「carrus」【轍(わだち)】だとか。
キャリア教育などで使う場合には、馬車が通った後の車輪の跡(轍)を、人生の道のりに例えてキャリアと言っています。
今日、私が言うところの足あとです。
まさか墨で遊んでいるときに、こんな真面目なことを考えてしまうなんて思いもしなかったのですが、作品の背景及び私自身の備忘録として…。
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