楽筆(らくひつ)を始めたきっかけ②

前回の続き。
私の話になりますが、小学1年生から高校生までお習字は習っていましたし、内申点を稼ぐために高校の選択授業で書道を選ぶほど、筆で文字を書くことは得意でした。
師範免許の登録ができる最高段までもいきました。(18歳以上という年齢制限があり、師範免許を取得する前に辞めちゃいましたが…)
コンクールで賞をいただき、新聞に掲載された事もあります。
筆で書いた私の文字が好きだ、と言われたこともあります。

じゃあ自分が書く文字が大好きか、というとそうでもないのですね。
ただ、筆で行書風に文字を書けば「スゴイ」「上手い」と言われ褒めてもらえます。で、その時に、こういう字が人は好きなのか…とか、こういう字が上手いのか…とか客観的に受け止めてしまうタイプでした。
賞をとった作品も高校の先生が応募されたもので、私自身『へぇ〜、どの作品が受賞?』くらいのリアクション。
上手な方はもっと上手だし、そもそも習字と書道はちがうとも言われているし、いくら習字で綺麗に書くことはできても所詮習字。
書の道とは違うんだ…なんてことも思っていました。だから本格的に書道の先生になるのも無理だろう。

ただ、趣味程度にたまに筆を持つだけでもいいし、久し振りに筆を持ちたいなぁとあちこちの書道教室をネットで検索し始めたのが2014年くらいのときでした。
実際に書道体験教室にも参加しました。
しかし、通う時間が合わなかったり、別の優先事項が数年間片付かなかったりで、結局月日は流れ2019年に。
続く。

わたしにも描けた 癒しの作品

あなたはあなた。 字が下手? 見ていてイヤになる? 書いているともっとイヤになる? だったら味わいに変えてしまえばいい。 ちょっとしたポイントで、 下手な字は個性に変わるの。 その瞬間を体感できるのがこの筆文字 【楽筆(らくひつ)】。 作品見てるだけじゃわからない。 さあ、一緒に。

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